もっと恋セヨ乙女

世界観が大好き。筧さんの演技といい、全体を通じて徹底されている世界観。この作品は、過度に「恋セヨ」と語ることにより、恋愛至上主義的な価値観を揶揄していると僕は受け取っているのですが、それがあまりに爽やかで大げさで、下手をすれば恋愛最高!と叫びたくなる、そんなところが良いですね。
毎週失恋で終わるものの、ギョウザを食べて笑顔で終わるその堅牢な構図は、娘。の「恋愛レボリューション21」に近いかもしれない。「泣いちゃった 腹へった Love Revolution 21」。身近にある喜び、食べることの快感に最後には戻る。それはそれで楽しいじゃないかという価値観を見せる。その上で、もっと恋セヨ乙女ということか。


吉澤ひとみ可愛い。こういう仕事細かくやってけば誰か見ているよきっと。